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MarriageTheoremのこと

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2014-08-01

_ (8/8記:色々あってNTTの公開講座に出られなかったが、気を取り直して某C大ミーティング。)


2014-08-02

_ (8/8記:週末。久々にまともな料理を作った。片栗粉なんて使ったのいつ以来だろうか。)


2014-08-03

_ (8/9記:週末。そういえば書き忘れていたが、数日前に「数学セミナー」の編集部を見学させていただいたのだった。雑誌の編集部を訪問したのは初めてだったが、想像していたより「普通の職場」に見えたので意外であった。ここであの雑誌が作られているのだなぁ、と思うと感慨深いものがあった。)


2014-08-04

_ (8/9記:久々に国際会議で単著論文がアクセプトされて、めでたいのだが、22ページ(しかもマージン少なめ)の投稿論文を8ページ(しかもマージン多め)の予稿に圧縮する無理ゲーが同時に発生したため難儀していた。)


2014-08-05

_ (8/9記:週末に仕事があるためこの日は代休をとっていた。)


2014-08-06

_ (8/9記:職場のエラい人たちに直談判する会(←違)に出席した。せっかくなので「もっと数学の人が増えるとうれしい」(大意)と主張してみた。)


2014-08-07

_ (8/9記:22ページから8ページへの圧縮作業を敢行した。)


2014-08-08

_ (8/9記:この日は某C大ミーティング…ではなく遠い方の職場へ。久々だったのだが、やはり遠かったし、バスが渋滞に捕まってえらいことになった。)


2014-08-09

_ IACR ePrint 2014/599まで確認済み、ECCC 2003年分まで確認済み

_ 気になった論文1:Implicit factorization of unbalanced RSA moduli, Abderrahmane Nitaj and Muhammad Rezal Kamel Ariffin, http://eprint.iacr.org/2014/548

Let N1 = p1q1 and N2 = p2q2 be two RSA moduli, not necessarily of the same bit-size. In 2009, May and Ritzenhofen proposed a method to factor N1 and N2 given the implicit information that p1 and p2 share an amount of least significant bits. In this paper, we propose a generalization of their attack as follows: suppose that some unknown multiples a1p1 and a2p2 of the prime factors p1 and p2 share an amount of their Most Significant Bits (MSBs) or an amount of their Least Significant Bits (LSBs). Using a method based on the continued fraction algorithm, we propose a method that leads to the factorization of N1 and N2. Using simultaneous diophantine approximations and lattice reduction, we extend the method to factor k  3 RSA moduli Ni = piqi, i = 1, . . . , k given the implicit information that there exist unknown multiples a1p1, . . . , akpk sharing an amount of their MSBs or their LSBs. Also, this paper extends many previous works where similar results were obtained when the pi’s share their MSBs or their LSBs.

_ 気になった論文2:On Virtual Grey Box Obfuscation for General Circuits, Nir Bitansky and Ran Canetti and Yael Tauman-Kalai and Omer Paneth, http://eprint.iacr.org/2014/554

An obfuscator $\O$ is Virtual Grey Box (VGB) for a class $\C$ of circuits if, for any $C\in\C$ and any predicate $\pi$, deducing $\pi(C)$ given $\O(C)$ is tantamount to deducing $\pi(C)$ given unbounded computational resources and polynomially many oracle queries to $C$. VGB obfuscation is often significantly more meaningful than indistinguishability obfuscation (IO). In fact, for some circuit families of interest VGB is equivalent to full-fledged Virtual Black Box obfuscation.

We investigate the feasibility of obtaining VGB obfuscation for general circuits. We first formulate a natural strengthening of IO, called {\em strong IO} (SIO). Essentially, $\O$ is SIO for class $\C$ if $\O(C)\approx\O(C')$ whenever the pair $(C,C')$ is taken from a distribution over $\C$ where, for all $x$, $C(x)\neq C'(x)$ only with negligible probability.

We then show that an obfuscator is VGB for a class $\C$ if and only if it is SIO for $\C$. This result is unconditional and holds for any $\C$. We also show that, for some circuit collections, SIO implies virtual black-box obfuscation.

Finally, we formulate a slightly stronger variant of the semantic security property of graded encoding schemes [Pass-Seth-Telang Crypto 14], and show that existing obfuscators, such as the obfuscator of Barak et al. [Eurocrypt 14], are SIO for all circuits in NC$^1$, assuming that the underlying graded encoding scheme satisfies our variant of semantic security.

{\em Put together, we obtain VGB obfuscation for all NC$^1$ circuits under assumptions that are almost the same as those used by Pass et al. to obtain IO for NC$^1$ circuits.} We also show that semantic security is in essence {\em necessary} for showing VGB obfuscation.

_ 某案件の面接審査。狙っていたわけではないのになぜか笑いがとれてしまった件。


2014-08-10

_ (8/27記:イギリスに滞在中の共同研究者を尋ねてイギリスに初潜入してきた。この日が出発。羽田空港の国際線ターミナルは初めて使ったけれども、成田空港みたいに入り口で検査しないんだなぁと意外だった。で、フランクフルト空港を経由してロンドンへ。到着が夜なのでこの日はここで一泊。空港でちょっと迷ったけれども、色々な人に道を尋ねてホテルへ無事到着。by definitionで街中どこでも英語が通じるのはありがたい限りである。あと、さすが紅茶の国だけあって、ホテルの部屋の飲み物コーナーにコーヒーだけでなく紅茶も用意されていたのも嬉しかった。よく「数学者はコーヒーを定理に変える機械」などとネタにされたりするけれども、コーヒーを飲めない数学者も存在するという事実を強く主張しておきたい。)


2014-08-11

_ (8/27記:イギリス出張二日目。この日はロンドンの空港付近から目的地の大学へ移動。高速バスに乗って昼過ぎに無事大学へ到着し、訪問先のKJ氏の研究室へ。今回は最大4人での打ち合わせなのだが、残る二人は夜にならないと到着しないようなのでひとまず1対1で軽く数学の話をはじめる。途中、談話室で紅茶をいただいたら美味しかった。さすが紅茶の国。その後、夜になって残りの二人と合流しようとしたものの、フライトの乱れなどで合流に失敗したため、この日は二人での夕食となった。近所に名店との評判のハンバーガー屋さんがあるというので連れて行ってもらったが、確かに美味しかった。ちなみに、ポテトにはケチャップ以外にマヨネーズや、ちょっと不思議なお酢(確か「モルトビネガー」と呼ばれていたような)を付けて味わうのだそうで。あと、注文の際に肉の焼き加減(レアとかミディアムとかいうアレ)を訊かれたのには意表を突かれた。英語が得意なわけではないので、急に予想外のことを言われると本当に何を言われているのか全然わからなくなってしまうのだよなぁ。)


2014-08-12

_ (9/6記:イギリス出張三日目。大学に着いたら、前日に合流できなかった残りのお二人MEN氏とKRHR氏が到着していた。この日は午前中にセミナーでの発表。KJ氏曰く「夏休み中だから参加者少なそう」とのことで、実際開始直前まで我々以外の参加者がいなかったので、これなら全員日本人だし日本語の発表でいいんじゃない?などと話をしているうちに他の参加者が集まり始めて、結局そこそこの人数の前で(英語で)発表することになった。これまでに何度か発表したネタとはいえ英語で発表したことはなかったのでわりと難儀したけれども、少なくとも一部の参加者からはだいぶ興味を持ってもらえたようで、新しい切り口からのコメントをいただけたりして発表した甲斐があった。その日の午後は普通に数学の話をして、夜は皆で少し離れた別の街に食事をしに行った…のだけど、時差の影響からか訪れたパブで思いっきり寝入ってしまった。いかんいかん。)


2014-08-13

_ (9/10記:イギリス出張四日目。この日はセミナーもないし全員が丸一日揃う最後の日ということで、数学の議論がかなり白熱した。KRHR氏に紹介してもらった問題について今後の手がかりらしきものが少々見えてきたものの、調べ物が必要になりそうで、旅先で扱うには難儀なので続きは帰国してからという雰囲気になった。夜は皆で散歩して海岸線を見に行った…つもりが実は見えていたものは海ではなく川だったというオチがついてしまった。)


2014-08-14

_ (9/10記:イギリス出張五日目。MEN氏とKRHR氏はこの日の便で帰国するため昼過ぎに出発。その後KJ氏と二人で、以前考えていたある問題の拡張というか亜種のような問題を考え始める。小さめな場合について実験した結果からちょっと不思議な現象が起こっているような予想が得られたものの、理由はまだわからず。夜は土産物を探すために近所のスーパーに連れて行っていただいた後、ギリシア料理のお店へ。ケバブっぽい雰囲気の美味しい何かを堪能した。最初は屋根のないテラス席に座っていたが、間が悪く雨が降ってきたので屋根つきの席へ避難。この時期は基本的に雨が降りやすい時期だったらしく出張中も頻繁に雨が降っていたのだが、不思議と湿気はあまり感じなかったのが不思議である。なお、宿泊していたホテルはこの日が最後の宿泊日だったのだが、最終日にして初めてバスを最寄りの停留所で正しく降りることに成功した。近距離便だと次に停まる停留所の案内が出ないから判断が難しいのである。)


2014-08-15

_ (9/10記:イギリス出張六日目。この日の夜の便で出発の予定のため、数学の議論は午前中までで終了。前日の「予想」を認めると考えていた問題にちょっとした結果が得られそうなところまでは辿り着いたものの、「予想」については謎のまま出発することになった。
ところで、イギリスといえば料理が(涙を禁じ得ないので割愛)、という印象を持たれていると思うし私もそう思っていたのだが、しばらく滞在していた限りでは、お店の選択を間違えさえしなければちゃんとした料理にありつくことは可能であるように感じられた(ただし、今回のKJ氏のように現地に詳しい人を頼らずにお店を正しく選択できることは保証しない)。パブで出てくる料理がわりと良い感じなので、昼食も夕食も手頃なパブでまかなうことが多かった(お酒を飲まずに食事だけとることも可能である。そもそも私はお酒を飲めないし)。あと、さすが紅茶の国だけあって、ホテルの飲み物セットにちゃんと紅茶が揃えてあって、しかもそれが望外の美味しさであった。コーヒーを飲めない私からすると素晴らしい環境である。
午後は空港までバスで移動。渋滞などで万が一にも遅れては困るので早めのバスを利用したら、極めて順調な道中だったためかなり早く空港に着いてしまった。その後、無事飛行機に搭乗。)


2014-08-16

_ (9/10記:イギリス出張最終日。といっても(現地時間で)前日のうちに飛行機に乗り込んでいたし、直行便なのであとは日本に着いて自宅に帰るだけであった。なお、イギリスで得た「予想」について機内で考えていたらどうやら解けてしまったようである。このことも含めて実り多い出張であった。)


2014-08-17

_ (9/10記:週末。出張疲れでへばりつつ、土産物の紅茶&ショートブレッドのペアを堪能するなど。イギリスと言えば(中略)だが、今回は両方とも当たりの品であった。)


2014-08-18

_ (9/10記:この日は久々に某社の方と打ち合わせ。時差ぼけの影響でたいそう難儀だった。)


2014-08-19

_ (9/10記:近い方の職場でチームミーティング。ミーティングの時間帯が一番時差ぼけの影響が出やすい時間帯であるという不運に見舞われていた。)


2014-08-20

_ (9/10記:この日から夏休み。夏休み本体が3日、それと土日と休日出勤の代休(イギリス出張最終日が土曜だったので)を合わせて6連休である。この日も相変わらず時差ぼけがひどくて、昼間眠いわりに夜眠れない有様だったので、「時差ぼけ解消」という夏休みの目標を設定した。)


2014-08-21

_ (9/10記:夏休み二日目。ものすごく久々に新宿の紀伊國屋書店へ。宝の山である。しばらく前から探していた色々な本を発見してようやく手に入れることができた。)


2014-08-22

_ (9/10記:夏休み三日目。この日は同じく新宿の伊勢丹を物色。品揃えもさることながら、何よりも「通路の広さ」から貫禄が漂っていた。そういう贅沢な配置が許されるお店なんですなぁ。)


2014-08-23

_ (9/10記:夏休み四日目。時差ぼけはかなり解消されてきた。休みを味わいつつ、ナントカSSの論文締切が近いのでそちらにも手をつけるなど。)


2014-08-24

_ (9/10記:夏休み五日目。久々にバレエのDVDを鑑賞するなど。演目は「ドン・キホーテ」。私が知っている演目の中ではこれと「くるみ割り人形」が特にお気に入りの演目なのだが、後者は気分的に観る時期を選ぶので、頻度としては前者の方がずっと多いと思う。今回も堪能した。)


2014-08-25

_ (9/10記:夏休み最終日。「夏休みのうちに一度は食べよう」と妻と一緒に計画していた近所の洋菓子屋が定休日であることが発覚。計画は読者の演習問題に…じゃなくて今後に持ち越しとなった。まぁこういうこともあるよね。全体的には充実した夏休みであった。)


2014-08-26

_ (9/10記:夏休み明けで事務系の仕事が…。そんな中、この日は某社の方が打ち合わせに来訪された。)


2014-08-27

_ (9/10記:かなり久々に遠い方の職場へ。あまり頻繁だと大変なのだが、間が開きすぎるとそれはそれでたまに行くときにしんどさが増すという悩ましい問題が生じるようだ。)


2014-08-28

_ (9/10記:この日は休日出勤の代休。ちょうど疲れてきた頃合いだったのでありがたい。)


2014-08-29

_ (9/10記:久々の某C大ミーティング。「イギリス出張のお土産を忘れずに持っていく」という超重要ミッションを完遂した。)


2014-08-30

_ (9/10記:週末。)


2014-08-31

_ (9/10記:週末。現在抱えている案件の整理をしてみたら、(以下涙を禁じ得ないため割愛))


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