_ 代休のためお休み。
_ IACR ePrint 2015/788まで確認済み、ECCC 2003年分まで確認済み
_ 気になった論文:A SAT-based public key encryption scheme
, Sebastian E. Schmittner, http://eprint.iacr.org/2015/771
We propose a public key encryption scheme based on the Boolean Satisfiability Problem (SAT). The public key is given by a SAT formula and the private key is the satisfying assignment. Encryption is a probabilistic algorithm that takes the bits of the message to randomly generated Boolean functions, represented in algebraic normal form. Those are implied to be true or false by the public key, hence bit-wise decryption is done by applying each function to the private key. Our scheme does not provide signatures.
_ IACR ePrint 2015/795まで確認済み、ECCC 2003年分まで確認済み
_ 気になった論文:Algorithmic Information Theory for Obfuscation Security
, Rabih Mohsen and Alexandre Miranda Pinto, http://eprint.iacr.org/2015/793
The main problem in designing effective code obfuscation is to guarantee security. State of the art obfuscation techniques rely on an unproven concept of security, and therefore are not regarded as provably secure. In this paper, we undertake a theoretical investigation of code obfuscation security based on Kolmogorov complexity and algorithmic mutual information. We introduce a new definition of code obfuscation that requires the algorithmic mutual information between a code and its obfuscated version to be minimal, allowing for controlled amount of information to be leaked to an adversary. We argue that our definition avoids the impossibility results of Barak et al. and is more advantageous then obfuscation indistinguishability definition in the sense it is more intuitive, and is algorithmic rather than probabilistic.
_ (8/30記:「学術論文における著者数の増加と著者の並び順をどうするか Dr. Aadの実在を疑う(記事紹介)」という記事を読んだ。ところで、先日職場で受講した研究倫理研修によると、論文の適切な(共)著者として求められる要素として「論文の執筆にちゃんと貢献していること」(←大意)という項目が挙げられていたのだが、近頃たまに話題になる著者数千人の共著論文ってこの項目と両立しない気がするのだが気のせいだろうか。)
_ (8/30記:この日から数学基礎論サマースクール2015へ参加。会場行きの混雑した路線バスの中で普段の荷物を持ちつつ旅行仕様の荷物を頭上に抱えていたので、久々に「人類には腕が2本では少なすぎる」という思いが再燃した。)
_ (8/30記:数学基礎論サマースクール二日目。体調が優れないため懇親会は欠席。で、講義終了後に体調不良と格闘している間に他の参加者は建物を退出していて、後から建物を出ようとしたら出入り口が施錠されていたので冷や汗をかいた(非常口も施錠されていたので現実は非情である)。上の階に他の建物への渡り廊下があったので事なきを得たものの、一時はどうなることかと思った。)
_ (8/30記:数学基礎論サマースクール三日目。会場が神戸ということで、終了後に洋菓子の土産を探しに出たのだが、よく考えると大抵のお店は自宅の方でも(少なくとも、大きめの百貨店などに行けば)売り場が見つかるのであった。というわけで、神戸限定の品物を探し出して購入。帰宅後に食べたら美味しかったし妻にも好評だったのでよかった。)
_ (8/30記:数学基礎論サマースクール最終日。今回のテーマは非古典論理(様相論理)という全然馴染みのないテーマだったので、ある程度の雰囲気は掴めたものの技術的な部分まで理解するのはやはり厳しいと感じた。ただ、今回のサマースクールは講義録のようなものを出版予定ということなので、今から期待している。)
_ (9/3記:夏休み。妻と一緒に買い物に出かけて、化粧品業界の技術革新に驚くなどした。あと、久しぶりに二人で回転寿司を堪能するなど。(夏場は暑いので生魚は敬遠気味になるのだが、わりと涼しい日だったので安心である。)美味しいのも勿論だが、体調や食欲の具合にあわせて量を調節しやすいのもありがたい。)
_ (9/3記:夏休み直前に出張していたこともあって久々の職場。ところで、「論文題目は短いほど引用回数増える」という研究結果の紹介を読んだのだが、これは「解決した問題が大きなものであった(から内容を要約しやすかった)り研究題材の独自性が高い(から他の論文との衝突を避けやすい)ほど論文題目が短くなりやすい」という隠れた相関があるんじゃないかなぁと思う。原論文には触れられているのだろうか。)
_ (9/3記:週末。買ったまま読めていなかった「ちはやふる」の最新刊を読むなどした。少々ネタバレになるが、学校の部活とは異なるけれども以前あるマイナースポーツをやっていて大会運営にも関わっていた経験から、日程の制約優先で本来の競技性を損なうルールで対戦したり大会を運営せざるを得ないもどかしさには大いに感情移入するものである。)
_ (9/3記:週末。先日購入した三浦大知のファンクラブイベントのDVDを妻と一緒に鑑賞するなど。「人間はすごすぎるものを見ると爆笑する」という現象、プルシェンコの演技と似た感覚があると以前から思っている(あと、踊りの雰囲気というか肌理の細かさも相通じるものがあるように感じている)。それと、クオリティの上がり具合が、「忍者は成長の早い植物を日々飛び越えることで跳躍力を養う」というアレを連想させられる。)
_ (9/3記:先日分の日記は一日ずれていたことに気が付いた。あれはその前日の様子で、実際はあの日に海外出張へ出発していたのであった。で、この日から研究集会に参加。数学色が濃い暗号が題材ということで、水を得た魚のように堪能している。)
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