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MarriageTheoremのこと

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2014-11-01

_ (11/12記:週末。論文書きと講義の準備にある程度目処がついてきたので少し楽になった。)


2014-11-02

_ (11/12記:週末。)


2014-11-03

_ (11/12記:祝日。この日は結婚10周年の記念日だったので盛大なお祝いを計画していたのだが、私と妻が二人仲良く体調不良だったので自宅で控えめなお祝いに切り替えた。だがそれがいい。)


2014-11-04

_ (11/12記:この日は例年行っている某送大学での非常勤講義(映像に出ない方)。これまでは、テーマ自体の濃さはさておき話の形式自体はお話ベースの軽い感じにしていたのだが、今年は気分を変えて割とガチな数学っぽいスタイルの講義にしてみた。あるコマでは、集合上の二項演算の定義から出発してフェルマーの小定理の証明に到達することを目指したが、さすがにそれは時間が足りず次のコマに持ち越すなどした。こんな調子の講義を4コマやったものだからさすがに疲れた、というか現在の体調でよく持ちこたえられたものだと思う。)


2014-11-05

_ (11/12記:休みたいのはやまやまだったのだが事務手続きのため遠い方の職場へ。

_ ひょんなことから、twitterにて某氏と3×3の○×ゲームの解析を行うなどした。王手放置はしない前提で、先手が初手左上に着手したとき、後手は例えば左中段に着手すると形式上は勝てる可能性の場合の数が上昇するけれどもその場合先手が最善手を打つと負けるので、真ん中に着手して勝ちの目を残しつつ最悪でも引き分けに持ち込むのがよい、といった知見を得ることができた。)


2014-11-06

_ (11/18記:来客があり、即興で準同型暗号を使った秘匿一致判定の解説を英語で行うなどした。)


2014-11-07

_ (11/18記:近い方の職場でワークショップがあり、私も演台に立ったのだが、座長から誉め殺しを受けた後に発表するという難解なミッションを要求された。)


2014-11-08

_ (11/18記:「位相幾何学的グラフ理論研究集会」にて発表。今回は自分の発表のセッションだけ参加という慌ただしい予定の上に、発表中にかなりアレな間違いをしてしまう有様でなんとも締まりのない発表になってしまった。)


2014-11-09

_ (11/18記:週末。へばっていた。)


2014-11-10

_ (11/18記:週明けなのだが、一昨日の研究集会参加の分の代休でこの日はお休み、と見せかけて夜に遠隔会議に参加するなど。ネットワークの不調でしょっちゅう会議が中断になって大変だった。)


2014-11-11

_ (11/18記:先週に引き続き某送大学で映像に映らない方の非常勤講義。講義の直前に、楕円曲線の有理点群における加法の結合法則の具体例を計算していたら、講義資料の式に書き間違いを発見して、冷や汗をかいた。)


2014-11-12

_ (11/18記:いくらなんでも疲労が溜まりすぎなので、最低限の事務仕事だけ片付けて早めに帰宅。)


2014-11-13

_ (11/18記:この日と翌日は、結婚10周年記念ということで、お休みをとって妻と共にランドとシーがある某所へ行ってきた。激レアであるはずの某キャラたちとものすごい勢いで遭遇したのだが、日頃の行いの何が良かったのだろう。)


2014-11-14

_ (11/18記:某所二日目。午前中はこのところの疲労から潰れていたのだが、午後から復活。色々と充実した二日間で良かったと思う。)


2014-11-15

_ (11/18記:週末。怒涛の用事ラッシュも一山越えた感がある(ということにしておく)ので、ゆっくり休むなど。)


2014-11-16

_ (11/18記:週末。ここ2ヶ月ほどを振り返ると、筆頭論文6本共著論文1本投稿して非常勤講義8コマやって発表4件して泊まり出張4回して合間に事務書類やら会議やら急ぎの査読やらあって、まぁ我ながらよく倒れなかったものだ(倒れなかったとは言っていない)と思うので、この日は徹底的に休んだ。)


2014-11-17

_ (11/18記:前日の分に書いた筆頭論文6本のうち一つが早速rejectされた件。

_ この日は郵便局で荷物の発送をして、料金を50円切手と80円切手の組合せでピッタリ支払ってきた。郵便局を後にしてから考察してみたところ、10円刻みの金額を50円切手と80円切手の組合せでピッタリ支払う際、270円を支払うことはできない一方、280円以上ならどの金額でも(切手が充分な枚数あれば)支払い可能であるようだ。(この手の問題自体は有名なものなのだけど。)このように、ちょっとした日常の生活の中からも数学のタネを見つけられるものなのである。)


2014-11-18

_ 今日はお休み。

_ IACR ePrint 2014/934まで確認済み、ECCC 2003年分まで確認済み

_ 気になった論文:Near Optimal Rate Homomorphic Encryption for Branching Programs, Aggelos Kiayias and Nikos Leonardos and Helger Lipmaa and Kateryna Pavlyk and Qiang Tang, http://eprint.iacr.org/2014/851

We initiate the study of good rate homomorphic encryption schemes. Based on previous work on securely evaluating (binary I/O) branching programs, we propose a leveled homomorphic encryption scheme for {\em large-output} polynomial-size branching programs (which we call $\mathbf{L/poly}$) that possesses near optimal-rate. The rate analysis of the new scheme is intricate: the best rate is achieved if a certain parameter $s$ is set equal to the only positive root of a degree-$m$ polynomial, where $m$ is the length of the branching program. We employ the Newton-Puiseux algorithm to find a Puiseux series for this parameter, and based on this, propose a $\Theta (\log m)$-time algorithm to find an integer approximation to $s$.

We also describe a rate-optimal 1-out-of-$n$ CPIR based on rate-optimal homomorphic encryption. In concrete terms, when applied to say, a movie database with $n = 2^{16}$ elements of $\ell = 3.8 \cdot 10^{9}$-bits, the client can privately download a movie with a communication rate of almost $0.99$, hence sacrificing only about $1\%$ of bandwidth for privacy.

We also analyze the optimality of the rate efficiency of our scheme in a novel model that may be of independent interest. Our $1$-out-of-$n$ CPIR has rate $ 1- 1.72 \sqrt{k / \ell} \cdot \log_{2} n + O_\ell(\ell^{-1})$, while we show that no black-box construction surpasses $1 - \sqrt{k / \ell} (\log n/ \log \log n) + O_\ell(\ell^{-1})$ in terms of rate, where $\ell$ is the length of the database elements and $k$ the security parameter.


2014-11-19

_ (11/20記:IACR ePrint 2014/949まで確認済み、ECCC 2003年分まで確認済み)


2014-11-20

_ 2015年度の気になる/関係あるイベントリスト(個人的メモ)

4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2016年1月
  • 1/5-8, 研究集会「有限群とその表現, 頂点作用素代数, 代数的組合せ論の研究」 @RIMS
  • 1/18, SCAIS 2016 @熊本
  • 1/19-22, SCIS 2016 @熊本
2月
3月

2014-11-21

_ (11/24記:書店に行ったら、「数学セミナー」誌の前に、誰かが立ち読みした跡と思われる別の本が立てかけてあったので、その本をどかしてちゃんと数セミが見えるようにして帰ってきた。一日一善。)


2014-11-22

_ (11/24記:週末。親友の誕生日を祝ってきた。)


2014-11-23

_ (11/24記:週末。)


2014-11-24

_ IACR ePrint 2014/953まで確認済み、ECCC 2003年分まで確認済み


2014-11-25

_ しばらくの間、体調回復のため休める(a.k.a. 家で仕事できる)日は徹底的に休むことにしたので、この日も有休とって自宅にこもっていた。


2014-11-26

_ (12/9記:この日は遠い方の職場へ。SC某Sの発表申込でどの分野を選択するか、より詳しくは「暗号化状態処理」をどう解釈するかで悩んでいた。)


2014-11-27

_ (12/9記:この日はお休みをとったのだが、諸般の事情によりWitt環について調べ物をする必要が生じた。特に、どういう動機であの概念が導入されたのか理解したかったのだがなかなか難しかった。)


2014-11-28

_ (12/9記:某C大ミーティング、の前に近い方の職場で某氏の発表練習の相手をするなど。若い人にオトナオトナしたノウハウを伝えるのは我ながらどうかと思うものの。)


2014-11-29

_ (12/9記:週末。

_ 「県立高校の採用試験に教員免許不要 来年度から理系博士号取得者」というニュースを見た。曰く、

(略)県教委によると、将来、科学技術や地域産業を担っていく専門家を育てるため、専門的な知識や技能がある教員を確保するのが目的という。(略)博士号取得者への優遇は本年度試験から導入し、受験科目の「校種・教科専門」を免除しているが、それを拡充した形。本来、教員採用試験を受験する場合、教員免許状があるか、取得予定である必要があるが、博士号がある場合は不要にする。採用試験に合格したら県内で有効な「特別免許状」を発行する。募集教科は高校の数学、理科、農業、工業で、教科に関係した博士号が必要。(以下略)
とのこと。
個人的には、学問をきちんと修めた人物が教育に携わること自体は有意義だと思うのだが、教員免許を持っていない人と持っている人を混在させるのは教員免許の意味を喪失させてしまわないか心配である。あと、県内限定の免許ということで、もしこの制度が近い将来廃止になったりしたら、その人は別の地域で教員になることもできず途方に暮れることになるのではないか、という心配もある。この件については、関係者が現状を改善しようと真面目に検討された結果だろうとは思うのだが、働く人のキャリアパスも考慮した制度設計になっているといいなぁと思う次第である。)


2014-11-30

_ (12/10記:週末、なのだが某研究費関連のイベントに丸一日参加していた。)


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