_ 今日出席したセミナーで「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトの紹介を聴いてきた。人工知能に大学入試問題を解かせて、2021年度までに東京大学の入試を突破できるようにしようという無謀な研究プロジェクトとのこと。今日の講演者は数学担当の方だったのだが、数学は人工知能にとっては(少なくとも国語の論述問題などに比べれば)得意分野とはいえ、分野によってはまだ自動で答えを得るのが難しかったり、そもそも自然言語で書かれた問題文の意味を把握するところから始めなければならないなど色々と困難が多いらしい。人工知能に問題を解かせるための数学的な工夫などもあり、面白い講演だった。
ちなみに、その方によると、国語など現状では壊滅的な科目があるため、「得意科目」の数学では満点を取れるようにとハッパをかけられているらしい。自分の受験生時代の戦略を思い出して、人工知能にちょっと親近感が沸いた瞬間であった。(まぁ、人工知能は私と違って暗記科目は大得意なのだけど。)
_ IACR ePrint 2013/460まで確認済み、ECCC 2002年分まで確認済み
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