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2013-12-07

(12/9記:「特定秘密の保護に関する法律」、いわゆる特定秘密保護法の法案が国会で可決、成立した。この法案に関しては、法律の専門家である日本弁護士連合会などいくつもの団体が反対表明し、果ては国連の人権高等弁務官までが懸念を表明する(下記)など、国内外から多くの反対、懸念、慎重な審議を求める声が上げられていたにもかかわらず、衆院・参院ともに自民党・公明党両党による強行採決で可決されることとなってしまった。
秘密保護法案、成立急ぐな=国連弁務官が懸念

時事通信 12月3日(火)1時10分配信

【ジュネーブ時事】ピレイ国連人権高等弁務官は2日の記者会見で、衆院で可決した特定秘密保護法案に関し、「日本国憲法が保障する情報アクセス、表現の自由を適切に守る措置がないまま法制化を急ぐべきではない」と述べ、強い懸念を表明した。
 弁務官は法案が扱う「秘密」が不明確だと強調。政府に都合の悪い情報が秘密と定義される恐れがあると指摘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131203-00000003-jij-int
私はこの法案に反対であったし、具体的に懸念を覚える点を記載したパブリックコメントを送ったりもした。とはいえ私は法律の専門家ではないため理解が足りていない点があるかもしれないので、法案の具体的な中身にはこれ以上言及しないことにしておく。
しかし、今回の件で(下手をすると法案の中身そのものよりもさらに)暗い気持ちになったのは、このような重大な法案が衆院で強行採決され、参院でも強行採決されようとしていた(参考人質疑の場で参考人全員が法案への慎重姿勢を表明しているにもかかわらず)最中、もちろん法案反対派からは審議のあり方への批判が相次いだが、一方で法案賛成派から審議のあり方への批判がちっとも聞こえてこなかった点である。法案の中身を脇に置いて、「国家国民に重大な影響を及ぼし得る重要法案が審議不足のまま強行採決で通される」という点については、法案への賛成反対を越えて危機感を覚えるのが真っ当な反応なのではなかろうか。私が心情的に賛成できるかどうかはさておき、「法案自体には賛成だが、もっと慎重に審議を重ねるべき」というのも立派に筋の通った意見であるはずなのだが。

ある人がある対象を盲目的に支持しているかどうか知るには、その対象の欠点を挙げさせてみよ、といった趣旨の言葉に触れたことがある。その言葉をふと思い出した。)

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