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MarriageTheoremのこと

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2014-11-29

_ (12/9記:週末。

_ 「県立高校の採用試験に教員免許不要 来年度から理系博士号取得者」というニュースを見た。曰く、

(略)県教委によると、将来、科学技術や地域産業を担っていく専門家を育てるため、専門的な知識や技能がある教員を確保するのが目的という。(略)博士号取得者への優遇は本年度試験から導入し、受験科目の「校種・教科専門」を免除しているが、それを拡充した形。本来、教員採用試験を受験する場合、教員免許状があるか、取得予定である必要があるが、博士号がある場合は不要にする。採用試験に合格したら県内で有効な「特別免許状」を発行する。募集教科は高校の数学、理科、農業、工業で、教科に関係した博士号が必要。(以下略)
とのこと。
個人的には、学問をきちんと修めた人物が教育に携わること自体は有意義だと思うのだが、教員免許を持っていない人と持っている人を混在させるのは教員免許の意味を喪失させてしまわないか心配である。あと、県内限定の免許ということで、もしこの制度が近い将来廃止になったりしたら、その人は別の地域で教員になることもできず途方に暮れることになるのではないか、という心配もある。この件については、関係者が現状を改善しようと真面目に検討された結果だろうとは思うのだが、働く人のキャリアパスも考慮した制度設計になっているといいなぁと思う次第である。)


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