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MarriageTheoremのこと

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2012-01-17

_ 「可算個の可算集合の和集合は可算集合」の証明に選択公理が使われている(より正確には、選択公理のない素のZF公理系と独立な命題である)ことはその筋の人には比較的良く知られているが、どうやら選択公理だけでなく冪集合の公理も使われているらしいという情報を得た。元ネタはarXiv:1110.2430v1らしい(ただし、査読前のプレプリントなので、内容が間違っている可能性も頭の片隅に置いておかねばならない*1)。しばらく考えてみたがどこで冪集合の公理が使われているのかよくわからないので、そのうち件のプレプリントを読んでみようかな。

*1 原理的には、査読を通った論文誌の論文だって間違いを含む可能性は零ではないのだからそういう可能性を無視しないという注意は共通なのだが、査読前の方がそういう可能性はより高いという比較の問題

_ arXiv:mathを5月1日分まで確認した。


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